こんにちは!MOVE整体院 水戸赤塚店の伊藤です。
「深く曲げると股関節がつまる感じがする」「股関節が痛くて長距離歩けない」そんなお悩み、ありませんか?
今回は、『股関節痛』について、原因と対策をわかりやすくご紹介していきます!
はじめに
「立ち上がるとき、足の付け根にズキンとした痛みが走る」
「歩いているうちにだんだん痛くなる」
これらはよく見られる症状です。特に、発症初期はこういった症状から始まる場合が多いです。
放っておくと、痛みが悪化したり、場合によっては人工関節への手術をすすめられたりすることもあります。
ですが、原因によっては、生活習慣や筋肉のアンバランスを見直すことで改善する可能性は十分にあります。
股関節痛とは?
股関節は、骨盤と足を繋ぐ、体の中で最も大きな関節です。
特徴として、「球関節」という構造をしており、比較的自由に関節を動かすことができます。
あぐらをかく、横座りをする、開脚する、大きく前後に降り出す…これだけ様々な動きができるのも、球関節の構造のおかげです。
しかし、加齢や姿勢の崩れ、筋力低下などによって関節のバランスが崩れると、骨や軟骨、筋肉に過度な負担がかかり、円滑な動きができず痛みや詰まり感が出てきます。
中には、「変形性股関節症」という、関節部分の骨が大きく変形し、強い痛みを伴うものもあります。症状の進行度によっては人工関節の手術が必要になるため、早めの対処が必要です。
こんな症状には要注意
⚫︎股関節がスムーズに動かせない…あぐらがつらい、ひねるどゴリゴリ音が鳴るなど、可動域が狭くなっているサインです。
⚫︎足の付け根が痛い…特に立ち上がりや歩き出しで痛む場合は、股関節周りの筋肉が硬くなっていたり、関節がずれて骨に負担がかかっている可能性があります。
⚫︎何となく足のつき具合に差がある…骨盤の傾きや、関節が狭くなっている可能性があり、片方の関節に負担がかかりやすくなっているかも。
股関節痛を悪化させる習慣とは?
①椅子に浅く座る…骨盤が寝た状態が続き、股関節が圧迫されやすくなります。
②足を組む・片脚重心で立つ…股関節の片側に負担がかかり、関節の動きにも制限が出やすくなります。
③股関節周囲の筋力低下…特に中殿筋(お尻の横)や小臀筋、腸腰筋が弱くなると、関節が安定しにくくなります。
今日からできる!自宅でできるセルフケア
①腸腰筋ストレッチ
・足を後ろに伸ばし、もう片方の足は立てておく。(立てるのが辛い場合は正座の形でもOK)
・身体を起こし、足の付け根の前側が伸びるように意識しながら、30秒キープ。(腰が反らないように注意)
②お尻のストレッチ(中殿筋)
・足を4の字にし、膝を手で軽く抑える。
・背筋を伸ばし、骨盤を立てたまま身体を前に倒し、30秒キープ。
まとめ
股関節の痛みは、加齢だけではなく、日々の姿勢や筋肉の使い方が大きく関係しています。
「最近ちょっと痛いかも…?」少しでも気になり始めたら、放置せずに適切なケアを始めましょう。
当院では、なぜ股関節の痛みが出ているのか、あなたの身体の状態を丁寧に検査し、原因に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
お悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください!