はじめに
このページを開いたあなたは、まさに今、顎関節症にお悩みかと思います。
「口を開けるとカクッと音が鳴る」 「大きく口が開かない」 「あごがだるい、痛い」 「歯医者では様子見と言われたけど不安」
当院でも、こういったお悩みで来院される方がたくさんいらっしゃいます。
顎関節症は珍しい症状ではなく、実は多くの方が経験しています。 しかし、原因や正しい対処法を知らないまま我慢してしまう方がとても多いのが現状です。
顎関節症とは?
顎関節症とは、関節やその周囲の筋肉に負担がかかることで起こる不調の総称です。
- 口を開けるとカクカク・ポキポキ音が鳴る
- 口が大きく開かない
- 動かすとあごが痛む
- 噛むとなんだか違和感がある
- あごが疲れやすい
これらが代表的な症状です。 ですが実は、顎関節症は「あごだけの問題」ではないことが多いのです。
顎関節症の本当の原因は「あご」ではない?
実は、顎関節症は「あご単体に問題がある」わけではないのをご存知ですか?
多くの場合、次のような要素が深く関わっています。
- 猫背やストレートネックなどの姿勢の崩れ
- 首・肩まわりの筋緊張
- 無意識の食いしばり
- 片側だけで噛むクセ
- スマホやパソコン作業の時間が長い
頭の重さは約4〜6kgあると言われています。 姿勢が崩れて頭が前に出ると、その重さを支えるために首やあご周囲の筋肉に余分な負担がかかり、常に緊張した状態になります。
その結果、顎関節に負担が集中し、痛みや口が開きにくくなるなどのトラブルにつながっていくのです。
「音が鳴るだけ」は放っておいても大丈夫?
痛みがない場合、「少し様子を見ましょう」と言われることもあります。 たしかに、すぐに重症というわけではありません。
しかし、
- 口が開きにくくなる
- あごの動きが左右非対称になる
- 頭痛や肩こりが強くなる
- 慢性的な食いしばりにつながる
こうした二次的な不調へ発展するケースも少なくありません。 違和感を感じた段階でケアを始めることが、回復への近道です。
無意識の「歯の接触」が大きな負担に
本来、リラックスしているときは上下の歯は触れていません。
しかし現代人は、
- デスクワークの長期化
- スマホ時間の長期化
- 車の運転
- 集中作業
こうした場面で無意識に歯を接触させ、負担がかかりやすくなっています。
わずかな接触でも、長時間続けば顎関節には大きな負担となります。 このクセに気づくだけでも、症状改善の第一歩になります。
マッサージだけでは根本改善にならない理由
あご周りをほぐすと一時的に楽になることがあります。 しかし、姿勢や首の位置が変わらなければ再発しやすいのが顎関節症の特徴です。
当院では、
- 姿勢バランスの評価
- 首・肩の調整
- 呼吸の改善
- 日常生活でのセルフケア指導
を組み合わせ、「あごに負担がかからない状態」をつくることを大切にしています。
顎関節症を繰り返さないために
改善のためには、
- 硬くなった筋肉を緩める
- 正しい姿勢を習慣化する
- 正しい使い方を身につける
- メンテナンスで安定させる
という段階が大切です。
顎関節症は、「あごを治す」よりも「全身のバランスを整える」ことで結果が変わります。
このような方は一度ご相談ください
- マウスピースをしているが改善しない
- 歯科では異常なしと言われた
- 肩こりや頭痛も同時にある
- 口が開きづらく食事が不安
- 将来悪化しないか心配
我慢を続けるほど、回復するのにも時間がかかります。 早めのケアが、将来の不安軽減につながります。
まとめ
顎関節症は決して珍しいものではありません。 しかし、「仕方ない」と諦める必要もありません。
顎関節症は、体全体のバランスを整えることで、根本的な改善につながる可能性は十分にあります。
気になる症状がある方は、お一人で悩まずお気軽にご相談ください。







