坐骨神経痛の原因は?
こんにちは!MOVE整体院院長の石田です。
「お尻から太ももにかけてビリビリしびれる…」
「長時間の運転や立ち仕事の後にももの裏が痛くなる…」
「足が痺れてくるせいで長時間歩けない…」
こんなお悩みはありませんか?
このような症状で代表的なのが『坐骨神経痛』です。
坐骨神経痛と聞くと、ほとんどの方が「腰が悪いから出ている痛み」と思われがちですが、実は原因は腰だけではありません。
むしろ、
腰以外の部位(お尻・股関節・足首など)の問題が大きく関係していることが非常に多いのです。
そのため、腰に湿布を貼ったり、電気を当てたり、腰をマッサージしても良くならず、症状が長引いてしまう方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、意外と知られていない「坐骨神経痛の原因」を詳しくお伝えし、さらに今日からできるセルフケアまで解説していきます。
もしあなたが「長年坐骨神経痛に悩んでいる…」「一時的に良くなってもすぐ戻る…」という状態なら、ぜひ最後までご覧ください。
1. お尻の筋肉の硬さ
まず最も多い原因が、お尻の筋肉の硬さです。
中でも重要なのが「梨状筋」と呼ばれる筋肉。
梨状筋は、お尻の奥にある小さな筋肉で、そのすぐ近くを坐骨神経が通っています。
この梨状筋が硬くなると坐骨神経を直接圧迫してしまい、
✔ お尻にズキッとした痛み
✔ 太ももの裏がビリビリしびれる
✔ 立ち上がる時に痛みが走る
✔ 長く座っていると悪化する
といった症状が現れます。
梨状筋が硬くなる原因は、主に次のような生活習慣にあります。
・長時間座りっぱなし
・デスクワーク
・長距離運転
・片足重心のクセ
・運動不足
・股関節を動かす機会が少ない
座り姿勢が長く続くと、股関節周りの筋肉は血流が低下し、使われない状態が続くため硬くなりやすいんです。
特に現代ではデスクワークで「座る時間が1日8時間以上」という方が非常に多く、梨状筋が硬くなりやすい環境にいると言えます。
つまり、湿布や腰へのマッサージだけでは良くならないのは、実は本当の原因である“お尻の筋肉”をケアできていないから。
2. 足首の硬さ
ここまで、「お尻の筋肉」について主にお話をしてきましたが、実はもう一つ重要な部分があります。
それが“足首の硬さ”です。
「え?足首って関係あるの?」と思われる方も多いかと思いますが、身体はすべてつながって動いています。
足首が硬くなると……
→ 歩く時にスムーズな関節の動きができずその分股関節に負担がかかる
→ 股関節が硬くなり動きが制限される
→ お尻の筋肉が硬くなり坐骨神経痛を誘発
という流れが起きてしまいます。
さらに、足首の硬さには、
・ふくらはぎの筋肉の硬さ
・足の指の筋肉の硬さ
・足裏の柔軟性不足
などが関係しています。
例えば、ふくらはぎがガチガチの状態では、歩くたびに股関節に負担がかかり、その積み重ねが坐骨神経痛の原因となることは珍しくありません。
「ふくらはぎが張りやすい」
「足がつりやすい」
「足首が硬くてしゃがめない」
こういった方は、お尻の筋肉にも負担がかかりやすいサインです。
今日からできる!セルフケア
●梨状筋ストレッチ

・椅子に座り、片足を反対側の膝に乗せて「4の字」を作る
・背筋を伸ばしたままゆっくり前に倒す
・お尻の奥が伸びる感覚を意識しながら30秒キープ
背中を丸めず、骨盤から前に倒すのがポイントです。
●足首まわしストレッチ

・足の指の間に手の指を入れる
・足の指を上に向けてゆっくり伸ばす
・足裏が伸びていることを感じながら30秒キープ
慣れてきたら、手の指を入れたまま足首をゆっくり回すのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
坐骨神経痛は腰だけが原因と思われがちですが、
・お尻の筋肉の硬さ
・足首の硬さ
・股関節の柔軟性の低下
・ふくらはぎの硬さ
など、身体全体が深く関わっています。
だからこそ、腰だけにアプローチしても一時的にしか良くならず、根本改善にはつながりにくいのです。
当院では、身体全体のバランスを丁寧にチェックした上で、あなたの坐骨神経痛の「本当の原因」を見極め、最短で改善するための施術をご提案しています。
「もう何年も痛みに耐えている…」
「年齢のせいだと思って諦めていた…」
そんな方も、正しい原因にアプローチすれば改善は十分可能です。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのお身体に合わせた最適な改善方法をご提案いたします。







